今回はギター初心者の方が演奏をする上で必要になってくる奏法をご紹介いたします。
ギターの奏法といってもピッキング、アルペジオ、チョーキングなど多種多様な奏法がたくさんあります。
覚えることが多すぎて全部覚えるの無理って思うことがあるかもしれません。
そこで今回は簡単に覚えることが出来る奏法を4つご紹介致します。
ギターを始めたばかり方、奏法の仕方が分からない方、そもそもの知識がない方に向けた記事となっております。
この記事を見ていただければある程度の曲のコピー、弾き語りなどの演奏の知識が身に付きますので最後までご拝読ください!
ピッキング
まず1つ目はピッキングです。
ギターを演奏する上でポピュラー奏法の一つです。
ピッキングとは左手指で出したい音の音階のフレットを押さえ、ピックという道具でギターの弦を弾き振動させることで音を鳴らす奏法です。
主に上から下に弾くダウンピッキング、下から上に弾くアップピッキングの2種類があります。
ダウンピッキングとアップピッキングを交互に動作することをオルタネイトピッキングと呼びます。
一番簡単な奏法故に一番奥が深い奏法かもしれません。
ピッキングの上達についての記事も投稿しておりますのでこちらもご覧ください。
コードストローク
コードストロークは左手指でコード(複数の音の重なりである和音)を押さえ、ピックで複数の弦を一斉に振り抜く動作です。
この振り抜く動作をストロークと呼びます。
こちらもピッキングと同じく上から下に振り抜くダウンストローク、下から上に振り抜くアップストローク、交互に動作を行うオルタネイトストロークがあります。
コードストロークを一定のリズムで伴奏することをバッキングと呼びます。
弾き語りやバンドでリズムギターをする際によく使用する奏法となります。
アルペジオ
アルペジオ(分散奏法)は左手指で押さえたコードの弦を1音ずつ別々に鳴らしていく奏法です。
とても煌びやかで華のあり演奏に奥行きが出せます。
ストロークとは違い1音ずつ弦を慣らしていくので難易度は上がりますが、それを行うだけの価値のある演奏です。
弦を弾く順番はある程度は規則性がある事が多いですが難易度の高い楽曲となると不規則な順番で覚えることが多い場合もあります。
スムーズに演奏するコツはオルタネイトピッキングを活用することです。
ダウンピッキングのみで演奏すると余計な動作が増えてしまうので右手が忙しくなってしまい演奏が崩れてしまうことがあります。
最初はとても難しいと思いますがオルタネイトピッキングに慣れることがギター初心者が上達する最初で最大の近道だと思いますのでこの機会に習得してみましょう。
オルタネイトの動作に慣れていない方はこちらの記事もご覧ください。
アルペジオはリードギターや弾き語りでもよく見る事の多い奏法です。
ピッキングやコードストロークにある程度の馴染みが出てきたら挑戦してみると良いでしょう。
ブリッジミュート
ブリッジミュートは右手を弦に触れた状態のままピッキングすることで、音のサスティンが短くなり、重厚感のあるサウンドが得られる奏法です。
皆さんがロックな楽曲を聴いた時に誰もが聞いたことのあるズンズンとした音の事です。
やり方はギターのブリッジ部に右手をチョップする形で軽く手を置きそのまま触れたままピッキングをするとズンズンした音が出ます。
また普通のコードをブリッジミュートする時もありますが初心者の人は分かりやすいパワーコードで音を鳴らすことから始めましょう。
音をディストーションなどで歪ませるとすごくかっこいいと思いますので練習の際も出来ればアンプから音を出して練習すると楽しいです。
右手の置く場所によって音の出具合が違うので自分の好きな音の出る所を一度探っておくのが良いでしょう。
右手の置く場所がネック側に寄るにつれて段々と音が出なくなっていきます。
ブリッジ側に寄るにつれて音がどんどん普通のピッキングの音に近づいていくと思います。
慣れてきたらブリッジミュートとブリッジミュートなしの音を交えたフレーズにもチャレンジしてみてください。
まとめ
今回の記事で最低限の奏法の紹介をさせていただきました。
今回ご紹介した奏法は主にロックな楽曲で役立つ場面がすごく多いので是非とも習得して楽しんでもらえたらと思います。
ピッキングなどはギターを演奏する上ではずっと悩んでいくほど奥が深いものなのでしっかり練習していきましょう。
他の記事でもギターの演奏についての記事を投稿しておりますので是非ご一読ください。
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