こんにちは!
今回はギターを弾く上で切っても切れない左手と右手のお話をさせていただきます。
うまくギターが弾けない時、「左手がもっと流れるように動けばいいのに」「右手のピッキングが全然安定しない」などを何回も考えたことがあると思います。
そこで今回は左手、右手それぞれの簡単な上達方法などを紹介していきます。
この記事を見ていただければギターの腕が少し上がるかもしれません!!
難しいフレーズが弾けない理由
皆さん曲などを練習すると思います。
演奏している際、難しいフレーズに直面すると思います。
頑張って付いていこうと必死になると思います。
でも…
しっちゃかめっちゃかボロボロ...
分かります。
せっかく楽譜を買い、ポジションを覚え、奏法も理解した!
なのにフレーズに入ると両手が別人みたいに動きません。
原因はずばり右手、左手がギターという楽器に慣れていません。
こいつ何言ってるの?って思いますよね
でもよく考えてみて下さい。
左手は弦を押さえ、右手は弦を振り抜きます。
やってることが違うんです。
基本、人間は目の前の事一つしかできません。
左手でゲームをし、右手で勉強が出来る人がこの世にいるでしょうか?
答えはNOです。
無理にやろうとすればゲームに意識の比重が大きくなり、
勉強の手はおろそかになります。
脳みそが二つの行動の処理が出来なくなるからです。
それと同じことが演奏の際のボロボロの演奏に現れるのです!
演奏中どこ見てる?
さあ原因は分かりました。
それでは人間の特権である改善をしていきましょう!
皆さんは演奏中はどこを見てプレーしていますか?
人それぞれ、いろんな視点で弾いている方がいると思います。
弦、指、ピック、ポジションマーク、セレクター、ブリッジ
見るべき箇所はたくさんあります。
しかも頭では無意識に今のフレーズ、次のフレーズも考えていかなければなりません。
もう大変です。
しかし大半の方は多くの時間ある方向を見て演奏しています。
左です。
左手を見てる?
おそらく左側に見える弦、指、指板、ポジションマークを見ているはずです。
(ギターは左利き用の方は右側です)
なぜなら左手で行う作業の割合が多くを占めているからです。
弦は6本ありフレットは約22フレットあります。
単純計算132個も音階があるのです。
一つでもズレれば違う音が鳴ります。
しかもギターはコードで弾くことが多いです。
複数の弦を正しい位置で抑えなければなりません。
それが演奏中は無数に変化していきます。
もう大変っ!!汗
それ故、どうしても左手に意識が行ってしまいます。
じゃあ右手は?
左が大変なら右手はちょっとおろそかにしてもいいよね?
ダメです。絶対ダメ!!
何故なら音を鳴らすのは右手のピックです。
1弦でも外せばアウトです。
いくら左手の動きを完璧にしても、
その音自体を鳴らせれなければ意味がありません。
ギターは左手、右手の動きが合って初めてきれいな音が出るのです。
両手の動き、解決するには?
じゃあどうすればいいのか...
答えはギターに慣れることです。
これも当たり前ではあるのですが
慣れのレベルを自分の体の一部レベルまで上げていくことです。
ギターを自分の一部とするのです。
別に合体!!!するわけではありません笑
要は自分の手足のようにギターを扱えるようになるということです。
それが出来れば簡単ですが、残念ながらすぐには無理です。
だから多くの人は毎日基礎練習してギターの練度を上げていくのです。
ちょっとした抜け道!!!
例えば1弦を鳴らします。
それには右手のピックで1弦を振り抜く必要があります。
これを手元を見ずに1弦を弾きます。
この動作だけです。
見ずに出来ますか?
それでは4弦5フレット右手を見ずに弾けますか?
一発で鳴らすのは意外と難しいのではないでしょうか?
前文で話した通り左手に意識が行っているからです。
ではもし右手の弦を振り抜く動作が自分の手足のよう自由自在で
あったならばどうでしょう?
問題なく弦を弾き音が鳴ります。
それが演奏中ならどうでしょう?
右手はほっておいて、左手に集中して演奏することが出来ます。
逆もまた然りです。
つまり片方の手の練度が上がれば逆の手に意識を割けるようになるのです。
これが実は上達への近道かもしれません。
右手の練度を上げる
それでは片手の練度を上げていきましょう。
簡単なのは右手です。
1弦を上下にオルタネイトピッキングします。
5分続けてください。
次は2弦を5分間オルタネイトピッキングします。
これを途中で辞めずにすべての弦で行います。
これだけです。簡単でしょ(笑)
まあ最初は疲れるかもしれません。
ただ弾いている最中、左手は空いていると思います。
スマホいじってもいいです。
youtube見ても構いません。
おすすめなのは動画1本ごとに弾く弦を変えることです。
慣れないかもしれません。
でも何日か行うと次第にギターの方へ意識が行かなくなります。
そうなってしまえばこっちのモノです。
成果が表れているなら演奏中に意識しなくても
ピックが弦を吸い付くように捕えてくれるはずです。
確実に演奏レベルが上がっているはずです。
これは私は毎日やってます。
練習がめんどくさい時でも動画を見ながら勝手に練習をしてしまう
そんなシステムを作り上げてしまったのです!大袈裟でした。すみません...
しかしながら初心者の方でも一番気軽に練習できる方法だと思います。
練習を練習と思わなくなるということは実は最強の才能です。
左手の練度を上げる
さあ左手は少し難しいかもしれません。
皆さんクロマチック練習をされたことがある方がほとんどだと思います。
あの1~6弦1.2.3.4フレットを人差し指、中指、薬指、小指
それぞれなぞり1音ずつ鳴らしていく鉄板の練習方法です。
つまらないですよね。
そうです左手を見ずに行います。
ただ注意点としては2つあります。
ちゃんと1フレットずつ跨いで押さえること
自分の指の正しい動きを意識することです。
変な動作をしていては悪い癖がついてしまいます。
時々は左手の動作確認を行うようにしましょう。
右手はご自由にどうぞ(笑)
まとめ
いかがだったでしょうか?
片手の練度が上がれば逆手へのアプローチが容易になります。
総じて演奏レベルの向上に繋がります。
練習方法も簡単でストレスも軽減できます。
注意点としましては片手だけの練習だけをしても速い上達に繋がらないということです。
やはり両手でのクロマチック練習は両手のコンビネーションを高める点で有効です。
何よりギターを弾いていて楽しいと実感できるのは
上達した時の瞬間もそうですがギターや楽曲と向き合っている最中ではないでしょうか?
今回の記事で演奏に行き詰まった方、弾けずにギターをやめてしまう方々、
ギターを手にされた初心者、中級者の方々に参考にしていただけたなら幸いです。
また楽器関連記事投稿しますのでよかったら見てください!!
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