ギター、バンド初心者 スタジオに行ってみよう!

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今回は楽器を始めた人に向けてスタジオの解説をしていきます。

スタジオを借りたいけど借方が分からない。持って行かなければならない物が分からないなどの疑問に答えていきたいと思います。

レンタルスタジオ

主に楽器屋やライブハウスに併設されている貸しスタジオのことを指します。

バンド練習や楽器の個人練習で利用する方が多いです

利用したい人数によって小さい部屋や大きい部屋を選ぶことが出来ます。

所によってはライブハウスのステージを模したスタジオなんかもあったりします。

置いてある機材

置いてある機材はギターアンプ数台、ベースアンプ、ドラム、マイク、ミキサー、スピーカーなどです。

ギタースタンド、マイクスタンド、椅子などは数個用意されています。

ギター、ベース、キーボード、シールドなどは有料でレンタル出来るスタジオも多いです。

スマホに繋ぐAUX端子、MIDIケーブル、カポタスト、チューナーなどは無料で貸していただけることが多いですが置いていない場合もあるので店員さんに聞いたり、あらかじめ電話で聞いておくと良いでしょう。

キーボードについてはたまに部屋に常備されていて無料で使用できる所もあります。

料金、支払い

料金は個人練習とバンド練習で異なる場合が多いです。

・個人練習

個人練習は1人で1時間600円など時間で料金が決まります。

個人練習は2人までのOKと言うところも多いです。

1時間600円だとすると2人で1200円です。

・バンド練習

バンド練習は3人以上で入る際に利用できるプランです。

1時間の部屋代があらかじめ決まっていて、入った人数で料金を分割できます。

1時間の部屋代が2000円で4人で入った場合は、1人500円です。

人数が多いほど分ける金額が少なくなっていきますがその分部屋が窮屈になるので注意しましょう。

・部屋の値段

部屋によっては料金が違います。

大きい部屋が高く、狭い部屋が低い料金設定が一般的です。

・会員登録料

スタジオによっては会員登録をしなければならない所もあります。

多くの場合は初回に会員登録料500円程請求されます。

会員証が発行され毎回提示して利用する事が多いです。

ネット予約が普及してきて段々と少なくなってる印象のシステムです。

予約方法

予約方法も2パターンあります。

・電話予約

スタジオに電話をかけて予約をする方法です。

スタジオを予約したい旨を伝え希望の日付、時間帯人数を伝えます。

個人練習とバンド練習で料金が違うので料金内訳などが不明な場合は聞いてみましょう。

予約した時間などはあらかじめメモをしておきましょう。

レンタルしたい機材なども聞かれる場合があるので伝えておきましょう。

また絶対必要な機材がある場合はこちらから必ず伝えておいた方がいいです。

・ネット予約

利用したいスタジオのホームページなどで予約をする方法です。

利用したい日付、時間帯、スタジオを選び予約します。

人数の打ち込み欄もあるので間違えのないようにしましょう。

最近は無人のスタジオもあり当日変更がしにくい場合があるので注意してください。

予約が取れたら予約確認フォームのページをスクリーンショットして一緒に入るバンドメンバーに共有しておきましょう。

予約確認フォームを共有する事でスタジオに入る日付、利用時間、人数、部屋番号などが全員と共有出来るので煩雑な確認作業を減らす事が出来ます。

キャンセル

もし当日スタジオ練習に行くことが出来なくなった場合は早めにキャンセルの連絡を入れましょう。

注意しなければならないのは予約日が迫っているとキャンセル料がかかってしまうことです。

キャンセル料はお店によって規定は違いますが、多くの場合は1週間以内は料金の50%、当日は料金の100%を支払わなければならないことが多いです。

やむを得ない場合を除いて出来るだけキャンセルをせず、責任を持って予約しましょう。

スタジオ練習当日

さていよいよスタジオ練習日になりました。

初めてのスタジオは手続きで時間を取る事があるので15分ほど前には到着しておきましょう。

スタジオによって使用料金の払うタイミングが違うので、いつ支払えばいいのか聞いてみましょう。

入室前なら先に支払いを済ませます。

・受付

スタジオに着いたら店員さんに予約の旨を伝えて入室の手続きを行いましょう。

会員登録などが必要なスタジオはこのタイミングで会員登録の用紙に記入する事がほとんどです。

・電子端末受付

最近では受付には誰もおらずタッチパネルなどの電子端末でチェックインするスタジオも一部増えてきました。

電子端末の入室処理はスタジオごとに違うのでシステムに沿って処理しましょう。

スタジオ入室

ようやくスタジオに辿り着きました。

用意する事が多いので説明していきます。

・アンプ

スタジオに行くとギターアンプ2台、ベースアンプ1台があると思います。

アンプは真空管を搭載している真空管アンプがあります。

よく見かけるMarshallのチューブアンプがそれに該当します。

この手のアンプは真空管を温めて使用しなければなりません。

温めるのに最低5分は置きたいので入室してアンプのコンセントを挿して電源ボタン(power)だけONにしましょう。

このタイミングではスタンバイをONにしたり、ボリュームなどのツマミを触るのは辞めましょう。

故障の原因になります。

真空管アンプを温めている間はギター、ベース、エフェクター、マイクなどの準備を行います。

真空管が温まりましたらギターとシールドを全て接続します。

スタンバイボタンをONにし、まずはクリーンチャンネルのモードに切り替えます。

クリーンチャンネルにしたらボリュームを少しずつ上げていきます。

ボリュームを上げてもゲインがゼロだと音が鳴らない事もあるのでコチラも程よく上げてみましょう。

それなりの音が出てきたらbass、midle、trebleのイコライザーを好みの音色に調整してあげましょう。

イコライザーを調整するとボリュームが変化する事があるので再調整して使いたい音量まで調整しましょう。

歪みのチャンネルを使う場合は基本的にはクリーンチャンネルと同じ要領で調整しますが歪み量の調整が入ってきます。

基本的にゲインを上げれば歪み量も増えますが音量も上がってしまうのでボリュームとゲインのツマミで好みの設定に調節しましょう。

音がもし出ない場合はシールドを繋ぐ順番が間違っている、調節するツマミを間違えているなどが考えられます。

それらを是正しても音が鳴らない場合は店員さんを呼ぶなどのして対応します。

・ミキサー

マイク、キーボード、その他のスピーカーを通して音を鳴らす楽器はミキサーを通します。

ミキサーとマイクなどをケーブルで繋ぎ電源を入れます。

メインのフェーダーをそこそこ上げマイクのボリュームのフェーダーを上げると音が出ます。

ゲインやイコライザー、リバーブ、ディレイなどのツマミもあるので好みで調節しましょう。

・ドラム

ドラムは一式スタンダードな物が置いてあると思います。

セッティングはフラットに戻してあったり、前の人の叩きやすいセッティングが残っている事がほとんどですが自分が叩きやすい様に各種調節しましょう。

ペダル、スネア、シンバルなど自分で用意した物を使う場合は既存の物と取り替えて使います。

取り替えたお店の物は傷などつかない様に置いておき、練習が終わったら元通りに戻します。

音量合わせ

他の人の楽器と音量を合わせましょう。

私がいつもしているのはドラムより音を極端に上げない方法です。

ドラムに適当に叩いてもらって自分の音とドラムの音がお互い邪魔しない程度に音を上げます。

他のギターやベースも同じ要領で調節してもらい大体の音が揃ったら一度曲を全員で演奏してみましょう。

演奏後に少し調整して音量は調整完了です。

また他の人の楽器のボリュームが小さかったり、大きい場合はお願いして調整してもらいましょう。

全員で相談して調整するのも全然OKです。

練習後

練習後に次の時間スタジオを他の人が使うかもしれないので5分前には出るようにしましょう。

退出時間10〜15分前には片付けを開始しましょう。

自分の機材をしまい、スタジオ機材も全て来た時と同じ様に戻します。

アンプなどのツマミは全て0に下げておきましょう。

設定を残しておくと次の人が使用した際にアンプが壊れてしまう事があります。

借物の機材なので大切に扱いましょう。

楽器、機材の片付けが終わると退室します。

確認する事は忘れ物、エアコン、コンセント関連です。

確認してトラブルのない様にしましょう。

退室後

退室後は料金を支払ってない場合は支払いましょう。

社会の会員登録をした場合は会員証が発行されこのタイミングで渡される事が多いです。

支払いなどが終わったらお礼を言って帰ります。

マナー

他の人と施設を共有するのでマナーを持って利用しましょう。

スタジオで機材を大切に使うのはもちもん、すれ違った人にお疲れ様です。などを言いましょう。

お疲れ様です。などはバンド特有の縦社会の文化の中で根付いたものです。

最近はお互い何も言わずすれ違う事が多いですが挨拶されてら気持ちよく挨拶で返しましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

スタジオに最初は何から準備して行ったらいいか分からなかったりしますがおおよそは説明出来たと思います。

もし予約など取り方がわからない場合は他のバンドメンバーに取ってもらうのも良いでしょう。

スタジオ機材については普段から真空管アンプやミキサーを使わないので使い方が分からない場合がほとんどなのでバンドメンバー、店員さんに聞いてみましょう。

慣れてくるとスムーズに入室、セッティングなどが出来る様になり、気軽に利用できるようになります。

バンドメンバーとも練習出来る良い場所なので正しく楽しく利用しましょう。

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