今回はギターにそれなりに慣れてきて「ギターを弾きながら歌を歌ってみたい」「弾き語りをやってみたい」という方向けた記事となっております。
弾き語りを習得するうえで必要な知識、練習方法、習得のステップ、弾き語りのコツなどをご紹介するので最後までご拝読ください。
弾き語り
弾き語りとは一人で歌唱とその伴奏を担う楽器の演奏を同時に行うことです。
歌唱と楽器の演奏を同時に行うので難易度はそれなりに高いです。
歌唱と演奏をそれぞれマスターする
弾き語りをする前に歌唱と演奏それぞれを完璧にマスターすることが弾き語りをする上で求められてきます。
歌は完璧に歌えるけどギターの演奏が曖昧、演奏は完璧だけど歌詞やメロディがうろ覚え
これでは気持ちの良い弾き語りが出来ません。
まずは歌唱と演奏を個別にマスターしていきましょう。
弾き語ってみる
歌唱と演奏を覚えたら弾き語りに挑戦してみましょう。
おそらく歌唱と演奏がおぼつかなくなり途中で断念したのではないでしょうか?
歌唱に力を入れようとするとギターの演奏が乱れ、ギターの演奏に力を入れると歌詞もまともに言えなくなる
そんな感じではないでしょうか?
2つ同時並行で演奏するというのはとても難しい事という事が分かったと思います。
弾き語りのコツ
それでは少しでもスムーズに弾き語りをするコツをご紹介していきます。
・演奏をシンプルにする
ギターの演奏はピックを使用したコード弾きの単調なアップダウンのみの伴奏とします。
最初から指弾き、アルペジオをしながら弾き語りは初心者には難しいです。
練習時間を膨大にとって習得する道もありますが、あまりに難易度が高過ぎて挫折してしまうのがほとんどです。
まずは引き語れる事に目的を絞ってシンプルな演奏から始めていきましょう。
・鼻歌で歌う
歌詞をきちんと歌いながら演奏するって意外と難しいんです。
ですが鼻歌なら少しは歌唱が安定します。
歌詞を歌いながらの練習は最低限鼻歌でスムーズに歌えるようになってから少しずつ挑戦すると習得しやすいと思います。
・ゆっくり歌唱と演奏を合わせていく
歌唱と演奏をそれぞれマスターしても同時進行だと上手くいかない事も多いです。
筆者はスピッツの「空を飛べるはず」を最初に弾き語ったのですがサビの「この胸に溢れてる〜」の部分でリズムが取れなくなって途中で止まってしまうという事がよくありました。
歌のメロディに引っ張られて演奏が何処に行ってるか分からなくなっていました。
ゆっくりでいいので歌とコードのストロークのタイミングを確認して練習すると1ヶ月程で弾き語り出来るようになりました。
どうにもならない部分に直面した場合は一度、歌唱と演奏をゆっくり擦り合わせる作業を取り入れましょう。
・歌唱と演奏をそれぞれ完璧にする
単純に歌唱と演奏の技術を上げます。
それぞれ何も考えずとも実行出来るほどに慣れば弾き語りが自然と上手に出来るようになります。
なかなか両方同時進行が難しいという方はとりあえずこのレベルまでそれぞれ練習してみましょう。
慣れてきたら
演奏に慣れたら手元を見ずに弾き語りしてみましょう。
なかなか難しいように思えますが単純なコードの伴奏であれば時間をかけ慣れてしまえば必ず出来るようになると思います。
筆者はバンドでギターボーカルをやる事が多いのですが、ギターを覚えたら目を瞑って練習する事があります。
視界を遮る事で音のみに集中して練習ができ弾き語りのクオリティを上げる事が出来ます。
これが出来るようになる頃には大抵のコード弾きの弾き語りは弾けれるようになっていると思います。
またアルペジオや指弾きにも挑戦してみるのもいいタイミングだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
少しずつ練習する事で段々と弾き語れるようになってくると思います。
楽器の練習だけではなく歌の練習もしなくてはならないですが弾き語りが出来るようになるととても楽しいので是非頑張って習得してみましょう。
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