今回はMad ProfesserのSweet Honey Overdriveの機材レビューをしていきます!
とても使いやすいペダルなので是非とも見て行ってください。
機材説明
メーカーであるMad Professerはフィンランド発祥のブランドです。
さてこのSweet Honey Overdriveですがサウンドの系統としては、いわゆる「ダンブル系」と言われる、ゲインを上げてもとげとげしくならない、温かみのあるアンプライクな歪み方が特徴です。
歪み加減はそこまで強くはありませんが、クリーン、クランチなどにとても適したペダルです。
有名アーティストで使っている方は生方真一さんなどが挙げられます。(最近はボードから外れてる)
生方さんといえばELLEGARDENのギタリストでアルペジオの名手です。
筆者もELLEGARDENが好きでこのペダルを購入しました。
とてもきれいで甘いクリーンサウンドでクランチもこなします。
機能、使用感
Sweet Honey Overdriveのつまみは3つあります。
左上に、音量全体をコントロールする「Volume」
右上にあるのが、歪み量をコントロールする「Drive」
真ん中下にある、「Focus」
よくある一般的な配置です。
「Focus」については一般的なToneとは少しニュアンスが違う印象があります。
一般的なToneはアンプのイコライザーのような調整、いわば左に回すと低音が強調され、右に回す高音が強調されます。
皆さんこのような認識で音色を調整されている方が多いと思います。
ですがSweet Honey Overdriveは確かに低音、高音の調整も感じられますが、ペダルの本質の音色は残しつつそれがダーティーになったりブライトになったりの調整を行うつまみなのかなと個人的に感じました。
無茶苦茶個人的な感想を言えば蜂蜜の濃度調整みたいな認識でいます。
またピッキングニュアンスを非常によく表しているなと思います。
弱く弾けば小さい音、強く弾けば大きい音と自分次第でプレイ中にコントロールできます。
さらにピッキングの強弱で歪み量も変化します。
良くも悪くもプレイヤーの弾き加減で音量が変わる印象があります。
メインの歪みから切り替えで、このペダルをクリーンで使う場合、初発の音量が掴み辛いことがたまにあります。
また当たり前なのですがシングルコイルからハムバッカーのギターに持ち替えた際の音量の差がありますが、このペダルはそれが顕著に表れます。
なのでこのペダルで難しい点は音量のコントロールかもしれません。
初心者が使うと下手に聞こえてしまう可能性がありますが、
中級者、上級者の方であればクリーンの音色を自由自在に扱えるはずです。
使い方
やはり使い方としてはクリーンをおすすめします。
とても綺麗で馴染みのあるメロウな音がします。
クランチのサウンドも作りやすいです。
ブースターとしてはハムバッカーでゴリゴリなタイプの弾き方をすると軽いファズっぽい音がします。
ゲインブースターのような印象が少しあります。
メインの歪みとして使うにはパワー不足かなと思います。
筆者は少し歪み多めでクリーン、クランチ両方でつかってます。
クランチの際は別のブースターと併せて使用してます。
まとめ
総括するとクリーン、クランチに適したぺダルです。
特にクリーンが素晴らしいです。
中級、上級者なら自分の好きなトーンで演奏できること間違いなしです。
価格も3万円ほどでお求めやすいと思いますが最近はお店であまり見かけなくなってきた印象ですので気になる方は早めの入手をしてみてはいかがでしょうか。
それでは今日も音楽楽しんで行きましょう!
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