今回はギター初心者向けのコピー楽曲紹介の第15弾で,
オレンジレンジの「ラブパレード」をご紹介致します。
今回は初心者向けですが明確なギターソロがあるので少し難易度が高い楽曲となっております。
何なら脱初心者の第一歩と言えるかもしれません。
それほど初心者にとってソロを弾くということは難易度が高いのです。
時間がかかりますがギターソロへの挑戦、そして脱初心者を目指して是非ともトライしてみてほしい1曲です。
難しければ他にも初心者向けの楽曲紹介の記事を投稿しておりますのでご覧ください。
「ラブパレード」
今回紹介していくのはオレンジレンジ、ORANGE RANGEの10枚目のシングル「ラブパレード」という楽曲です。
映画『電車男』の主題歌にも起用された楽曲です。
ミドルテンポで力強いギターが印象のどこか哀愁の感じる楽曲となっております。
楽曲解説
伴奏で曲全体の雰囲気がしっかりと伝わるような力強いギターが特徴の楽曲です。
特徴としては伴奏でコードの一部が入れ替わりを繰り返すので、明確なメロディフレーズがなくとも頭に残る演奏をしています。
・音作り
チューニングはレギュラーチューニングです。
音作りはクリーン+リバーブ ・ディストーション ・ディストーション+ディレイの3種類で演奏が可能です。
・イントロ
イントロは力強い伴奏から入ります。
ポイントとしてはC→Em7→Am→F→Fmとコード進行していくのですが、Amの部分でコードが3回ほどコードチェンジします。
どのコードも2弦のみ変化しますので、3.4弦は中指と薬指で押さえて、2弦は人差し指と小指を駆使して対応しましょう。
・Aメロ
Aメロはイントロのコードをクリーン+リバーブの設定で弾きます。
キレイな音で響かせたいので強く弾かず弦をなでるようにやさしくダウンストロークしましょう。
・Bメロ
ここからディストーションに切り替えて演奏します。
まずはブラッシングから始まります。
無駄な音が出ないようしっかり左手の指先でミュートします。
複数の弦同時にミュートが難しいという方は6.5.4弦や5.4.3弦のみブラッシングをするなど範囲を絞ってブラッシングしてみましょう。
必ずしも全弦ブラッシングしなければならない訳ではないので、数弦で音の響きが良い場所を探してみてそこをブラッシングしましょう。
ブラッシング後はコードをダウンストロークしてそこからアルペジオを弾きます。
そこからまたコードをならしブリッジミュートを挟みサビに繋げます。
コードからブリッジミュートに移行する時にコードの音をミュートしきってからしっかりブリッジミュートをしましょう。
ブリッジミュートを弾いているのに無駄な弦が鳴り続けて演奏にまとまりがなくなります。
ポイントはブリッジミュート前のコードは6.5.4弦だけで鳴らすとブリッジミュートの手を添えた時に無駄なく音をミュートできます。
・サビ
こちらもイントロと同様コードが途中部分的にチェンジしますのでメロディを意識してコードチェンジしていきましょう。
・間奏
間奏はギターソロです。
そこまで移動の激しいソロではないのでまずはフレーズを暗記しましょう。
ディストーション+ディレイの設定で演奏します。
少し長いソロなのでフレーズを自分で区切って、分割しそれぞれで覚えていくと暗記しやすいです。
覚えきれたらここからは根気強い練習です。
最初は添付したようにビブラートなどを入れなくてもいいので正しくポジションをなぞる事に集中しましょう。
・ラストサビ、Cメロ
こちらはコードのストロークがメインとなります。
こちらもコードが途中で変化しますので気を付けましょう。
少しコード部分が長いのでどこを演奏しているか分からなくならないように注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の楽曲は難しかったのではないでしょうか。
コードストロークが多く簡単な部類ではありますが、少し凝った曲ですね。
絶対弾けると言っておきながら少し題名負けした感は否めませんが、ここまで紹介してきた楽曲から考えてこのレベルにも挑戦してみてもいいのかなと感じ今回この曲を紹介させていただきました。
この楽曲が弾けたのであれば他の誰かとバンドを組んでもそこそこ付いて行けるのではないかと思います。
もちろんガッツリ難しい曲を演奏するバンドでは通用しないかもしれませんが、初心者バンドであれば余程の無茶振りされない限りはやっていけるのではないかと思います。
是非とも脱初心者、ギターソロへの挑戦、達成を目指してコピーしてみてください‼
他にも初心者向けの楽曲紹介の記事を投稿しておりますのでご覧ください。
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