今回はギター初心者が手に入れると良いエフェクターをご紹介致します。
エフェクターは、ギターとアンプの間に繋いで、電気的に音を変化させる装置です。装置上面に取り付けられているスイッチを足で踏むことによってON/OFFを行い、自分の好きなタイミングで音色を切り替えることができます。
種類がありすぎて分からないというそんな方にド定番の機種をご説明させていただきますので是非ともご拝読ください。
今回はエフェクターのメーカーや特定の商品の紹介ではないのでご了承ください。
エフェクターが欲しい
ギターを始めてから数日、エフェクターが欲しくなってくる時期です。
でも種類がありすぎて何を買えばいいか分からないと思います。
一つ一つ値段が高いし失敗したくない。何個もいらないし長く使いたい。
そこで今回は初心者が買って間違いないエフェクター4種類にピックアップしてご紹介いたします。
この4機種は誰のエフェクターボードを見ても必ず入っているような定番機種ですので是非とも覚えておきましょう。
オーバードライブ
オーバードライブは歪み系のエフェクターで最も有名な機種です。
歪み系のエフェクターはアンプの回路に大きな入力を加えて、出力音を歪ませた状態にする機材です。
オーバードライブは歪み量はそこまで多くない物が多く、扱いやすい音の為、幅広いジャンルや奏法、使用方法があります。
マイルドな歪みでコードバッキング、カッティング、アルペジオなどの奏法と相性が良いです。
機材としての使い方はメインの歪みで使ってもよいですが、歪み量を落としてブースターとしても使用できます。
ディストーション
ディストーションはオーバードライブよりもさらに歪み量が多いエフェクターです。
簡単に言うとロックなサウンドが特徴です。
使いやすい多めの歪みから、ハウリングを起こすほど刺激的な歪みまで出すことが出来ます。
歪み量が多く、パワーコード、オクターブ奏法、ブリッジミュートなどの奏法と相性が良いです。
オーバードライブの歪みはマイルドで物足りない、もっとロックバンドのようなゴリゴリな音にしたい人におすすめです。
ロックをやりたい方には1台目にディストーションを選ぶのをお勧めします。
ブースター
ブースターは既存の音に対して歪みを多くしたり、音量を上げたり、特定の音域だけをプッシュしたりなど音を前にせり出させるために使われるものです。
用途としてはギターソロやイントロの時など使われます。
ギターを強調したい場面でブースターを使うことにより音量を上がりバンドのアンサンブルでギターの音抜けが良くなります。
ブースターは主に2種類あります。
ゲインアップを主とする「ゲインブースター」と
音量を上げても歪まないように作られた「クリーンブースター」
こちらは自分の使いたい歪み系エフェクターや音作りの用途に合ったものを選びましょう。
ディレイ
ディレイとは、原音に遅れた音を加えることで山びこのように音を残響させる効果を与えるエフェクターです。
用途としてはギターソロ、アルペジオなどで使われます。
ディレイは大きく2種類あります。
ディレイには、ディレイタイムが長く、原音に忠実な音を返す「デジタルディレイ」と
BBD(遅延素子)を使用し、ディレイタイムは短いですがテープエコーのような柔らかな音色が特徴の「アナログディレイ」があります。
初心者の方は使い方としてディレイタイム(残響音)短め、フィードバック(繰り返し音が鳴る回数)少なめの設定にしてギターソロやアルペジオなどを演奏すると良いでしょう。
歪み系のエフェクターより優先度は低めですがあると演奏に幅が出て楽しいです。
まずは歪み系エフェクターから揃えよう
4つの機種を説明しましたが、まずは歪み系エフェクターから購入しましょう。
歪み系エフェクターはおそらくエフェクターで一番機種が多いモデルです。
音も善し悪しが分からないと思うので定番のメーカーの機種をオーバードライブ、ディストーションをそれぞれ数台試奏してみましょう。
オーバードライブ、ディストーションどちらからでも構わないので気に入った音を探します。
難しい演奏はしなくても良いのでパワーコードで伴奏したり、コピーした楽曲のリードギターのフレーズを演奏してみて1番気持ちいい音のする物を選びましょう。
出来れば自分のギターで試奏しましょう。
自分のギターで試奏が難しいなら自分のギターがシングルコイルかハムバッカーか覚えておいて、楽器屋の店員さんに伝えて同じタイプのギターで試奏するようにしましょう。
ブースターとディレイに関してはメインの歪みに対してどういうアプローチの味付けをしたいかでそれぞれ選んでみるのがいいと思います。
まずはお気に入りの歪みを見つけましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ド定番の4機種を簡単にご紹介させていただきました。
どの機種も人のエフェクターボードを覗けば必ず入っているような物ばかりです。
特に歪み系はどの音楽ジャンルでも必ず役に立ってくれる汎用性抜群のエフェクターなのでお気に入りの1台を探してみてください。
ここで紹介した機種以外もエフェクターは様々な種類がありますのでまたご紹介させていただきますので他の記事も読んでみてください。
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