今回はバンド活動のメンバー募集でドラマーが見つからない問題について記載いたします。
ドラムを勧誘するための方法やドラマーが居ないバンドの解決策をご紹介します。
「バンドを組みたい方」、「ドラマーを探している方」におすすめの記事となっております。
ドラマーが見つからない
ドラマーが見つからない…
バンドを組む上でほとんどの人が直面する問題です。
ギター、ベース、ピアノなどの楽器に比べ家で練習する環境も整えにくく、メロディーではなくリズムを担当する楽器なので人気がそこまででもないので(ドラムがカッコ悪いわけじゃない)自然とプレイしている人口が少ないのが現状です。
バンドのメンバー募集の掲示板を見たら8割がドラムパートの募集ということも珍しくありません。
ボーカル、ギター、ベースが揃ってもドラマーだけ見つからず「どうすんの?」みたいな状態となり、ドラマーが見つかり次第活動をしようと約束するも、見つからないままバンドが自然消滅なんてことはバンドの歴史上幾度となく今日まで繰り返されてきました。
それでもバンドをしたい
ドラマーが居ないけどそれでもバンドをしたいとギター、ベース、ボーカルの方は思うはずです。
今回はそんな人に対策を4つご紹介させていただきます。
- メンバー募集を出し続ける
- 友達、知り合いを誘う
- 打ち込みで演奏する
- 自分がドラマーになる
私も実際に行ってきたものなので1つずつ丁寧にご紹介致します。
メンバー募集を出し続ける
シンプルに応募してドラマーの加入を待つ方法です。
ですがこれで応募があるなら苦労はしません。
出来ることは沢山多くの媒体で募集をかけるということです。
楽器屋、スタジオ、ライブハウスなどの掲示板
ネットのバンド募集のサイト、掲示板
町のお知らせコーナーや掲示板に貼っていただけるならそれも一つの手段です。
とにかく出来ることは全部やりましょう。
ポイントは初心者歓迎や、やっている音楽の種類などバンドに加入しやすい募集内容を提示することです。
出来るだけ多く応募かけましょう。
応募してくる確率は低いですがやってみる価値はあります。
友達、知り合いを誘う
友達にドラムをやってみないか誘う方法です。
こちらもやってくれる確率は低いですが、友達と知り合いということで加入してくれればどんな人柄かも分かっているのでお互いにやり易いです。
もし加入してくれることになったら、丁寧にいろんな事を教えたりドラムをやる上でのサポートをしていきましょう。
あとは誘った自分が先にバンドを辞めない様にしましょう。
友達も知り合いもダメなら難易度は高いですが他のバンドのドラマーを勧誘する方法があります。
ライブなどを見に行って打ち上げや帰り道に声をかけて勧誘します。
どんなバンドをやっていて、どうしてその人に加入して欲しいかをきちんと伝えましょう。
運が良ければ音合わせにきてくれて、加入を考えてくれるかもしれません。
打ち込みで演奏する
ドラマーが見つからない場合はドラムの打ち込みを作って演奏を行う方法があります。
筆者も3年程この方法でバンド活動をしておりました。
人と演奏しないことに最初戸惑いもありますが、
募集をかけていつ来るかも分からない人を待ち続けるのは正直時間の無駄です。
集まってくれた他のパートのメンバーも心が離れていくかもしれません。
それよりは今、自分が出来る最善の事をしましょう。
ドラムの打ち込みで演奏するメリットもあります。
- ドラムの事が分かるようになる
- 正確なリズムで個人練習、バンド練習、ライブが出来る
- 作った打ち込みをメンバーで共有しそれぞれの個人練習に役立つ
- 自分で曲を作成する(DTM)際に役に立つ
以上のメリットがあります。
ドラムへの造詣が深まり、打ち込みはリズムが正確なので練習の質も上がります。
音源を渡せばライブだって出来ちゃいます。
デメリットとしては
- ドラムを学ぶ必要がある
- 打ち込みを作成するのに時間がかかる
- 機材にお金がかかる場合がある
ドラムを打ち込むということはドラムの事をある程度は学ぶ必要があります。
また打ち込みはスネア、シンバル、などの楽器を正確なタイミングで一つ一つ打ち込んでいく作業なので時間がかかりますし、場合によってはパソコンやDTMのソフトが必要なこともあります。
最近では無料アプリもありますので探してみてください!!
また自分の担当楽器の練習もあるため、両立させようとすると膨大な時間がかかる場合があります。
それでもしっかりとしたメリットがあるので挑戦する価値は充分あります。
自分がドラマーになる
最終手段です。
誰もやってくれないなら自分がやろうじゃないかという案です。
特別ギター、ベース、ボーカルなどに思い入れがないという方はドラムを始めてみるのも一つに答えだと思います。
自分がドラマーになるメリットも結構多いのも事実です。
- 初期費用がスティック1セット代のみ
- バンドマンから勧誘されやすく自分の気の合うメンバーとバンドを組みやすい
- 運動不足解消
- 人気者になれる
自分がドラマーになるといろんなバンドから引っ張りだこになってフィジカルも強くなりモテモテになれます。
多少下手でも周りから重宝されます。
嘘のような本当のような話です(笑)
でもドラマーを欲しているあなたならお分かり頂けると思います。
一度検討してみてください。
筆者の場合
バンドをしたいけどドラマーが見つからなくて焦ったり、途方に暮れたりすることがあります。
そこで筆者の経験してきた事をご紹介させていただきます。
・応募をしてみた
20代前半の頃バンドを組みたくてもドラマーが見つからず募集を多く出していました。
しかし見つからずいろいろな場所に募集をかける日々が続きました。
・友達を勧誘してみた。
試しに高校の友達にドラムしないか誘いました。
運よく他のパートも全員、高校の同級生だったのでその友達も快く加入してくれました。
同級生だったこともありバンド練習はとても楽しく有意義なものでした。
・ドラム脱退することに
しかし何曲かコピーした頃、仕事が忙しく練習する時間が中々取れないのとコロナウイルスの流行もあり、脱退する事になりました。
まあ無理強いは出来ないですよね。
しかし他のギターやベースの人たちも私が誘ったこともありバンド活動出来ない事が申し訳なくドラム無しでも、そのままバンド活動を継続する運びで話をしました。
・ドラムの打ち込みに挑戦
そこで思いついたのがドラムの打ち込みで演奏しバンド活動をすることです。
コロナが流行が少し落ち着くまではバンド活動できないので時間があり、ドラムの打ち込みの勉強をしました。
筆者はMacBookを持っていたのでLogic X Proという有料ソフトを入れてドラムの打ち込みを作成していました。
最初の頃はドラムの楽譜の見方から勉強しました。
ある程度知識が付くと打ち込みをyoutubeの打ち込み解説動画を見ながら作成しました。
一曲仕上げるのに1か月かかってしまいましたが得る物も多く良い経験になりました。
1曲目はyoutubeで耳コピしましたが時間がかかりすぎるので楽譜を購入してその通りに打ち込みました。
3時間ほどで全て打ち込みが出来ました(笑)
無茶苦茶時短できます!!
またプロのいろいろなドラムパターンを知ることが出来たのでバンドスコア買って打ち込むのはとてもおススメです!!
そこでドラムのコピーする難易度などを理解することが出来ました。
打ち込んだ音源はLINEで共有できますし、バンド練習当日は正確なリズムで音量調整も容易なのでメンバーからは好評でした。
まあ私は楽器の練習とドラムの打ち込み両方やらないといけないので毎日必死でしたけど(笑)
・ドラマー再加入
コロナの影響も薄れ久々にドラマーの人と連絡を取る機会がありました。
お互いの近況を話しているうちに盛り上がり、またバンドでドラムを叩いてくれる事になりました。
脱退した時に喧嘩とかしてなくて(当時も仲は良いです)本当に良かったなとホッとしました。
ドラムの大変さも分かり課題曲の曲選びも難易度が分かるようになりドラマーの友達に寄り添って話が出来るようになりました。
今ではお互い30歳になり1ヵ月に一度の週末バンドを現在続けております。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はバンド活動する上でドラマーの募集や打ち込みなどの私の経験も述べさせていただきました。
ドラマーを見つけるということは物凄く根気のいる事です。
一緒にバンドをしていく仲間なので尚更難しいです。
もし見つけたらお互い尊重できる良い関係を築きましょう。
打ち込みに関しましては最初は骨のいる作業が続きます。
ですが音楽をする上でとても大事な知識も身に着きますので凄くおすすめです。
今回の記事はここで終わりですが、読んでいただいた皆様が良いドラマーに出会えることを心から願っております。
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